病院からのお知らせ

手術用ハイビジョン3Dスコープでの直腸がん手術を開始しました

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平成26年8月22日(金)に、長野県の第1号機の手術用ハイビジョン3Dスコープでの直腸がん手術を開始しました。
この3Dスコープは、胸腔鏡や腹腔鏡画面を3次元の立体像で観察でき、がんのリンパ節廓清や神経温存手術がより精緻に正確に行なえます。
がんの手術治療成績のより一層の向上が期待されます。

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  3Dスコープのメリット

腹部に開けた数ヶ所の穴から挿入した外科手術用内視鏡で体腔内を観察しながら行う内視鏡下外科手術は、従来の開腹手術に代わり、患者さんの負担が少ない手術として広く普及しています。
今回導入した3Dスコープは、従来の平面的な2D映像では困難であった対象臓器の奥行き感の把握が容易となります。


3D映像の仕組み

人間は、右目と左目でわずかにアングルが異なる映像を見ています。
肉眼で奥行きを認識できるのは、脳がこの2つの映像を合成しているからです。
3D映像の仕組みも、脳の合成を利用したものです。
モニターに右目用の映像と左目用の映像を表示し、3Dメガネの右目レンズは右目用の画像だけを、左目レンズは左目用の映像だけを透します。
これを脳が合成するため、奥行きを認識することができます。