病院からのお知らせ

最新のマルチスライスCTを導入しました

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長野市民病院では、GEヘルスケア社の最上位機種である最新のマルチスライスCT(Revolution CT:256列)を導入し、平成28年11月1日から稼働を開始しました(甲信越地区で初導入)。

平成28年度より当院では、「がん診療」「救急医療」に加え、新たな柱として「脳・心臓・血管診療」の強化を進めております。
5月に開設した「心臓血管センター」では、信州大学医学部循環器教室との提携により最先端カテーテル治療を開始しており、今回の新CT導入や今後予定している心臓リハビリテーションの導入と併せて、充実した診療体制となるよう取り組んでおります。
今後も、質の高い高度急性期医療の提供をめざしてまいります。

最新のマルチスライスCTのメリット

今回導入した新CTでは、16cmという幅広い範囲を一回転で撮影することが可能になります。
これにより、特に頭部、心臓、小児の領域で効果が期待されます。

  撮影時間の短縮による患者さんの負担の軽減
新CTでは、従来型のCTに比べ8倍にあたる16cmの広さが1回転で撮影でき、撮影時間・回数も大幅に短縮することができます。
そのため、息止め時間も短くなり、お年寄りや小児の方にも安心して検査をお受けいただくことができます。
また、動きが早く、意図的に止めることのできない心臓を1回転で一瞬で撮影できるため、心拍数を抑える薬剤が不要になることが期待されています。
止まっているのが困難な小児の方においても、1秒未満で撮影ができるため有用です。
撮影回数が少なくなり被ばく量の低減が図られることは、患者さんの負担軽減にもつながります。

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  画質の向上による精度の高い診断

高速撮影によってブレが少ない画像が、幅広い撮影によりズレやつなぎ目のない鮮明な画像が取得でき、病変や腫瘍なども見つけやすくなります。
また、高い補正機能により画像のノイズが低減されるため、精度の高い診断が可能になります。

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  安全・安心な検査の拡充(心臓CT、大腸CT)
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これまで心臓カテーテル検査や大腸の内視鏡で行っていた検査も新CTで行う場合があります。
心臓CT検査は、心臓カテーテル検査と異なり非侵襲的に冠動脈評価が得られる検査法です。体にX線を照射し、撮影した体内の画像をコンピューターを使って立体的に見たり、血管の性状を見ることで心臓の状態や働きを詳しく検査します。
大腸CT検査は、大腸に内視鏡を入れずにCTの画像を元に大腸がんやポリープなどを発見する検査です。 腸の中を観察したかのように調べることが出来るため、苦痛が少なく検査時間も短くてすみます。