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令和6年度 長野市民病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 64 149 148 258 649 1,060 1,563 2,745 2,240 812
当院の入院患者さんは、60歳以上を占める割合が全体の76%、高齢の患者さんが多く占めています。
最も患者数が増えたのは80歳台で162人の増加、最も患者数が減少となったのは50歳台で26人の減少となりました。

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診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科/肝臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 506 2.11 2.57 0.00% 67.52
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 115 9.23 8.88 0.87% 78.94
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 62 5.44 7.45 0.00% 75.85
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 55 20.15 20.78 21.82% 85.80
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 49 19.14 16.40 8.16% 85.65
消化管および膵胆道疾患の診断と治療を幅広く行っています。
特に胃、大腸の内視鏡診断・治療、消化器がん薬物療法、炎症腸疾患の診断と治療を重点的に行っています。
がんの早期発見、早期治療に取り組んでいます。
肝臓がんに対するラジオ波焼灼術(RFA)や肝動脈塞栓術(TACE)などの先進的な検査・治療も提供しており、年間多くの症例を扱っています。
また、2024年4月からMASH(代謝異常関連脂肪性肝炎)外来を開設し、専門の医師とメディカルスタッフが診断、治療、管理に取り組んでいます。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 194 30.68 25.29 18.56% 82.56
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 71 4.56 5.95 0.00% 64.14
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 46 15.00 18.76 0.00% 71.91
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 41 36.63 19.16 29.27% 80.46
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 41 20.05 17.84 2.44% 55.78
整形外科医師8~9人体制で、膝関節鏡手術を除く全ての整形外科診療範囲(外傷・上肢・下肢・脊椎・骨軟部腫瘍・関節リウマチ等)をカバーしています。
多数の外傷を受け、緊急入院および臨時手術を随時行えるシステムを構築してあります。
術後リハビリテーションは術直後より行い、早期退院・早期社会復帰を目標にしています。
退院時には患者さんを地域の先生方に丁寧に逆紹介し、病診連携による地域包括医療体制づくりを積極的に進めています。
消化器外科/肝臓・胆のう・膵臓外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 109 4.19 4.54 0.00% 70.37
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 54 6.22 7.05 0.00% 69.74
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 46 4.15 5.32 0.00% 40.00
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 43 13.33 14.81 0.00% 69.91
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 35 9.11 9.49 0.00% 49.89
豊富な経験に基づいた腹腔鏡手術が治療の柱になっています。
胆嚢摘出術のほか、結腸、食道、胃、直腸、肝臓、膵臓といった消化管の悪性腫瘍の腹腔鏡下手術を多く実施しています。
ロボット支援下の手術は、胃がん、直腸がん、膵腫瘍に続き、結腸がんに対し、2024年7月よりロボット支援下結腸切除術をスタートいたしました。
また、がん治療の成績向上のために、術前がん薬物療法を実施しており、ガイドラインに沿った標準治療を心がけています。
良性疾患としては、食道アカラシア、鼠径ヘルニア、虫垂炎などの腹腔鏡下手術も多く実施しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx03x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 115 4.05 4.47 0.00% 68.52
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 100 4.20 4.18 0.00% 70.71
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 96 22.33 17.33 12.50% 87.96
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 94 2.95 3.07 1.06% 72.81
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 51 2.98 3.27 0.00% 72.49
心臓血管センターを有し、心臓血管外科と連携し高度で専門的な医療を提供しています。
救急症例には24時間365日対応できる体制を整えております。急性心筋梗塞に対してはチーム医療による迅速な冠動脈インターベンション(PCI)を行っております。
心房細動に対するカテーテルアブレーションを積極的に行っており、患者数が増加しています。
また、閉塞性動脈硬化症などの末梢動脈疾患に対する血管内治療(EVT)も充実させております。
最新の冠動脈CTが導入され、安定した虚血性心疾患に対する低侵襲で高精度な診断が行えます。
心不全看護外来を有し、心不全を悪化させないための療養生活の支援をしています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 137 10.28 11.11 0.00% 70.85
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 83 7.42 6.81 0.00% 78.54
110070xx02xxxx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 65 6.52 6.75 0.00% 73.40
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 47 8.26 8.64 0.00% 65.36
110080xx9907xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 7あり 47 4.11 4.01 0.00% 66.72
前立腺、膀胱、腎盂、尿管、腎がんの治療に力をいれており、手術やがん薬物療法、放射線治療などで集学的治療を行っています。
前立腺がんに対しては、年齢や進行度、悪性度を考慮したテーラーメイドの治療が可能です。
前立腺、腎、膀胱がんにロボット手術を実施しており、前立腺がんにいたっては、年間100件以上行っております。
成人の腎盂形成術もロボット手術が可能です。
膀胱がんに対するPDD(光線力学診断)を用いた経尿道的膀胱腫瘍切除を実施しています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 79 8.76 8.16 0.00% 76.58
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 54 17.93 16.40 9.26% 83.37
040110xxxx00xx 間質性肺炎 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 45 21.91 18.68 13.33% 76.38
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 41 2.00 2.02 0.00% 58.76
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 37 15.16 13.41 29.73% 77.43
肺がんの早期診断と集学的治療に特に重点を置き、呼吸器外科や放射線治療科と連携を密にしています。
肺がんの薬物療法は、従来の殺細胞性抗がん薬に加え、新しい分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬も積極的に取り入れています。
がんはもちろんのこと、感染症、びまん性肺疾患、慢性閉塞性肺疾患、喘息・アレルギー疾患、睡眠時無呼吸症候群など、チームで対応しなければならいない多くの重症呼吸器疾患の患者を積極的に受け入れ、対応しています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 79 5.25 5.88 0.00% 43.82
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 53 10.92 9.84 0.00% 55.15
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 45 5.36 5.97 0.00% 45.71
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 37 2.00 2.92 0.00% 42.11
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 35 2.09 2.72 0.00% 47.89
婦人科悪性腫瘍治療と高度生殖医療を中心に診療を提供しています。
がん薬物療法や、がん遺伝子検査を取り入れ、患者さん個々に適したがん診療を提供しています。
他科との協力体制が充実しており、画像下治療、放射線治療、他科領域の合併切除を要する大手術などの集学的治療を行っています。
低侵襲手術(内視鏡下手術、ロボット支援手術等)を積極的に行い、がん薬物療法や、がん遺伝子検査を取り入れ患者さん一人ひとりにあった最適ながん診療を提供しています。
また、生殖医療センターを開設し、高度生殖医療にも力を入れており、最適な培養環境を提供するための培養器(タイムラプス)を導入し、PGT-A(着床前胚染色体検査)を実施するなど、先進性の高い不妊治療をめざします。
「小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業指定医療機関」の指定を受けています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 77 24.26 16.89 20.78% 80.30
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 18.79 9.83 9.52% 74.52
010030xx991xxx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 35 2.86 2.86 2.86% 63.63
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 25.29 18.68 35.71% 68.11
010230xx99x30x てんかん 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 23 19.00 12.42 4.35% 69.96
脳神経外科治療および脳血管内治療が24時間対応可能で、脳卒中ケアユニットを併設する“一次脳卒中センターコア”認定施設として治療を行っています。
合わせて、脳卒中相談窓口を開設し、脳卒中療養相談士が治療、後遺症、復職などへの疑問や不安にお答えしています。
脳腫瘍などの手術に関しても、いくつかの治療を併用する集学的治療を取り入れ、患者さんへの負担がなるべく少ない治療(低侵襲治療)を心がけています。
連携パスを用いたシームレスな治療を地域で実践しています。
呼吸器外科/乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 111 8.76 9.77 0.00% 62.14
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2 なし 97 9.31 9.82 1.03% 71.22
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 76 4.71 5.50 0.00% 60.91
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 8あり 定義副傷病 なし 16 2.00 3.58 0.00% 57.13
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 13 2.77 3.94 0.00% 40.15
呼吸器外科は、原発性肺がんを中心に、転移性肺腫瘍、自然気胸、縦隔腫瘍などの呼吸器疾患の手術を取り扱っています。
呼吸器外科の手術は主に胸腔鏡下手術(VATS)やロボット手術(RATS)で行っており、肺がんでは術後5~7日、縦隔腫瘍は術後3日で退院が可能です。
出血を伴わない自然気胸はドレナージをしても外来通院が可能であり、通勤や通学も可能です。
乳腺外科では、手術前後に、がんの性格(サブタイプ)に合った薬物療法(抗がん剤・ホルモン剤・分子標的剤)を選択し、さらに放射線治療が望まれる場合には追加することを基本としています。
乳がんに対する手術療法として、乳房全切除術・乳房部分切除術・形成外科と協力し自家組織での乳房再建術を行っています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 66 22.70 16.89 37.88% 81.09
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 22 23.95 16.94 27.27% 83.09
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 28.89 18.68 77.78% 74.72
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 8.31 7.99 6.25% 80.88
010060xx99x41x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり 16 25.94 29.66 37.50% 88.00
脳血管障害、神経感染症、自己免疫性神経疾患、神経変性疾患、発作性神経疾患、筋疾患など広く神経系疾患を対象としています。
脳神経外科と連携体制をとり、脳血管障害などの治療を迅速に行う体制も整えています。
パーキンソン病など、神経疾患を持つ患者さんを対象とし、仮想現実技術(VR)を活用したリハビリ入院プログラムを実施しています。
耳鼻いんこう科/頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 33 7.27 6.68 0.00% 62.67
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 30 5.63 5.63 0.00% 45.03
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 30 6.03 5.84 0.00% 55.80
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 17 15.41 12.45 0.00% 67.24
030428xxxxx0xx 突発性難聴 手術・処置等2 なし 15 9.00 8.21 0.00% 61.13
耳鼻いんこう科では、全身麻酔にて内視鏡下副鼻腔手術、咽頭微細手術を多く実施しています。
頭頸部の悪性腫瘍の治療には、手術と合わせ、がん薬物療法も実施しており、放射線治療科・形成外科と連携し、放射線治療・再建外科も進めています。
唾液腺疾患・甲状腺疾患、頚部疾患についても十分な診療を提供しています。甲状腺の内科疾患については、糖尿病・内分泌内科と連携体制をとっています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 26 15.92 13.66 15.38% 85.19
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 20 15.85 16.40 5.00% 84.90
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 18 25.50 20.78 22.22% 84.83
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 11 14.36 11.35 27.27% 78.00
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 5.18 7.38 0.00% 66.64
検尿異常に対する精密検査から末期腎不全に対する血液浄化療法まで、腎臓病の総合的な診療をめざしています。
透析に関しては、慢性透析療法を始め急性血液浄化療法、安定した血液透析患者さんから、合併症を抱えて入院加療が必要な患者さんまで、継続して適切な透析治療を提供できるように努めています。
腎不全患者が細菌感染を起こすと容易に全身状態が悪くなるため、当科にて治療および全身管理も行っています。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 32 21.63 20.78 25.00% 85.56
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 25 12.88 13.77 0.00% 67.56
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 20 19.80 13.66 0.00% 76.55
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 14 16.71 16.40 0.00% 86.93
0400800x99x0xx 肺炎等(市中肺炎以外) 手術なし 手術・処置等2 なし - - 18.16 - -
内分泌疾患(副腎疾患・甲状腺疾患・下垂体疾患・膵内分泌腫瘍)、糖尿病を中心とした診療を行っています。
糖尿病の教育入院を積極的に行っています。看護師、管理栄養士、理学療法士、薬剤師、糖尿病療養指導士と協力して、食事療法、運動療法、薬剤療法の指導を行っています。
合併症がある患者さんについては、眼科医、腎臓内科医、循環器内科医、脳神経外科医と連携して加療いたします。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1 なし 21 6.90 4.65 0.00% 52.95
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし - - 2.74 - -
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり - - 5.54 - -
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし - - 12.98 - -
160200xx030xxx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし - - 3.31 - -
体表の先天性異常(眼瞼下垂、耳介奇形、漏斗胸、臍ヘルニアなど)や外傷(切創、挫創、熱傷、顔面骨骨折など)および腫瘍(皮膚、皮下の良性および悪性腫瘍)などによって生じた変形や機能障害を、なるべく正常に近い状態へと修復するのを目的とした外科学の一分野です。
広範な外傷や悪性腫瘍切除後では、各種組織移植を駆使した再建手術を行っています。
特に頭頸部や乳房の再建において、関係各科との密接な連携のもと診療を行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 20 10.25 10.18 0.00% 79.60
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 13 2.15 2.66 0.00% 67.15
050161xx9900xx 大動脈解離 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 11 24.82 16.32 9.09% 74.27
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 10 18.80 20.84 0.00% 69.50
050163xx02x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2 なし - - 15.93 - -
冠動脈疾患、心臓弁膜症、大血管・末梢血管疾患の手術加療を行っています。
末梢血管疾患においては循環器内科や形成外科と連携し、血管内治療あるいは末梢血管バイパス術などの治療ができる体制になっています。
下肢静脈瘤に対する血管内接着材治療を開始し、より患者さんの負担が少なくなり、外来での日帰り手術が可能となっています。
動脈瘤に関しては、人工血管置換術、ステントグラフト内挿術なども実施しています。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99xBxx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 Bあり 11 9.27 12.23 0.00% 67.64
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし - - 18.57 - -
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり - - 8.65 - -
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等2 5あり - - 14.69 - -
130060xx97x00x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 15.01 - -
お困りの症状や所見について、緊急性の判断および原因検索をすすめ、診断確定から治療へとつなげるお手伝いをさせていただきます。
2024年4月より、血液内科の常勤医師が着任し、内科疾患全般の他、血液や骨髄、リンパ節に生じる異常(いろいろな原因による貧血、出血性疾患や造血器の腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など))を担当します。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 12 4.33 4.67 0.00% 75.92
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 3.58 - -
010290xxxxxxxx 自律神経系の障害 - - 4.87 - -
160400xx99x0xx 胸郭・横隔膜損傷 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.39 - -
071030xx99xxxx その他の筋骨格系・結合組織の疾患 手術なし - - 10.52 - -
「24時間、365日、救急の患者さんを断らない」という基本姿勢の下に運営しています。
多発外傷、中毒、蘇生後患者等は救急科が中心となり、集中治療を行っています。
2024年2月からは救急救命士1名が常勤で勤務しており、救急隊との連携も強化しています。

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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 78 - - 21 12 15 1 8
大腸癌 65 11 35 23 - 17 1 8
乳癌 101 61 15 10 - 26 1 8
肺癌 71 18 29 81 - 103 1 8
肝癌 - - - - - 38 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がんと呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者数を、初発のUICC病期分類別、および再発に分けて集計しました。
UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた、
①原発巣の大きさと進展度(T)
②所属リンパ節への転移(N)
③遠隔転移の有無(M)
の3つのカテゴリによって早期から末期までの4病期(ステージ)に分類するものです。
退院患者の延べ数を計上していますので、同一患者が入退院を繰り返した場合もそれぞれカウントされています。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 22 10.18 56.23
中等症 131 15.37 81.01
重症 27 19.07 84.63
超重症 13 18.92 85.85
不明 - - -
市中肺炎とは、普段の社会生活の中でかかる肺炎のことです。
高齢かつ基礎疾患がある患者さんは重症度が高く、治療が長期化します。
超重症の患者数が昨年度より4件増加となりました。
退院先との連携が重要なポイントになります。

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脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 269 28.05 81.42 32.33%
その他 31 31.77 78.81 5.00%
一次脳卒中センターコア認定施設として組織横断的なチーム医療を行い、2022年9月1日から脳卒中相談窓口を開設し、脳卒中療養相談士が治療、後遺症、復職などへの疑問や不安にお応えしています。
脳卒中ケアユニット(SCU)を中心に、24時間365日脳神経外科医又は脳神経内科医が病院に常駐する体制で、専門スタッフがケアやリハビリを担当しています。
土曜日もリハビリスタッフが勤務し、発症から早期のリハビリ開始を実現しています。
急性期治療を行った後、回復期リハビリ病院、療養型病院、かかりつけ医との地域医療連携も積極的に取り組んでいます。

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診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科/肝臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 430 0.02 1.03 0.00% 67.30
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 172 1.62 9.19 5.23% 78.58
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 等 91 0.12 1.27 0.00% 67.57
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 59 0.19 4.24 0.00% 76.41
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 45 0.78 6.29 4.44% 76.60
特に食道・胃・大腸・膵胆道疾患の内視鏡診断と内視鏡治療を重点的に行っています。
内視鏡関連では、ポリペクトミー、EMR、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、止血術、総胆管結石除去、内視鏡的胆道ドレナージ、超音波内視鏡(EUS)、カプセル内視鏡など、ほぼすべての内視鏡検査と内視鏡治療が可能です。
肝臓がんに対するラジオ波焼灼術(RFA)や肝動脈塞栓術(TACE)などの先進的な検査・治療も提供しており、年間多くの症例を扱っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 133 1.46 24.15 20.30% 78.99
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 等 117 0.92 7.40 2.56% 59.92
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 等 96 1.35 15.41 0.00% 73.68
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 等 87 2.29 28.29 16.09% 83.56
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他 等 64 1.19 9.63 0.00% 57.86
8~9人の整形外科医師がそれぞれ専門分野の手術を行い、整形外科の広範囲をカバーしています。
外傷については軽度外傷から切断肢再接着や骨盤骨折といった重度外傷まで幅広く手術を行っています。
肩関節・腰椎椎間板ヘルニア・肘・手には鏡視下手術を導入し、より低侵襲手術を目標にしています。
人工股関節・人工膝関節手術件数が顕著に増加傾向です。また、骨軟部悪性腫瘍手術も行っています。
消化器外科/肝臓・胆のう・膵臓外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 88 0.98 2.09 0.00% 68.61
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 75 0.83 4.35 0.00% 67.72
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等 47 0.36 3.00 0.00% 40.96
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 等 38 2.29 10.97 0.00% 70.53
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの 等 34 0.71 6.56 2.94% 51.00
がん、良性疾患、悪性腫瘍に対する体腔鏡下手術を多数実施しています。
胃がんや直腸がん、膵尾部がん、結腸がんに対するロボット支援下手術も行っております。
また、2025年から、肝臓がんに対するロボット手術もスタートいたしました。
Reduced Port Surgeryを導入し、より低侵襲の手術をめざしています。
消化器内科と連携し、内視鏡を併用した外科手術も行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等 147 1.31 4.61 0.00% 75.97
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 等 137 1.11 8.18 0.00% 70.85
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 29 1.24 8.72 0.00% 73.76
K773-51 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 原発病巣が7センチメートル以下のもの 等 22 1.00 8.23 0.00% 67.18
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 20 0.45 9.70 5.00% 74.70
ロボット支援内視鏡下前立腺がん手術(ダ・ヴィンチ)を年間100件以上行っています。
ロボット支援内視鏡下手術を「前立腺」「腎」「膀胱」のそれぞれの悪性腫瘍に実施できる体制があります。
膀胱がんに対するPDD(光線力学診断)を用いた経尿道的膀胱腫瘍切除が始まり、患者数が増加しています。
尿道狭窄、尿管狭窄や膀胱腟瘻などの尿道・尿路再建術も積極的に受け入れています。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 等 65 1.05 4.75 0.00% 48.54
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 等 58 0.93 3.48 0.00% 44.90
K861 子宮内膜掻爬術 40 0.00 1.00 0.00% 48.78
K867 子宮頸部(腟部)切除術 37 0.00 1.00 0.00% 42.51
K872-31 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 電解質溶液利用のもの 等 27 0.11 1.00 0.00% 48.07
低侵襲手術(内視鏡下手術、ロボット支援手術等)を積極的に実施しています。
子宮良性腫瘍、仙骨膣固定術に対するダヴィンチ手術を開始し積極的に実施しています。
また、進行がんの根治をめざして拡大手術治療も行います。
高度生殖医療にも力を入れており、患者さんの状態に応じた個別化された不妊治療を提供しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 等 94 1.03 2.03 0.00% 69.05
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 75 1.04 2.15 0.00% 70.09
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 26 0.00 15.12 0.00% 72.73
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 25 0.24 17.52 16.00% 73.40
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 等 24 2.25 9.04 0.00% 81.33
救急症例には24時間365日対応し、急性心筋梗塞に対してはチーム医療による迅速な冠動脈インターベンション(PCI)を行っています。
冠動脈、下肢動脈など末梢動脈に対するカテーテルインターベンション、心房細動・頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーションに積極的に取り組んでいます。
心臓リハビリテーションを実施しており、心臓病患者さんの総合的ケアを提供します。
呼吸器外科/乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 等 84 1.18 6.65 0.00% 62.71
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 等 76 1.03 2.68 0.00% 60.91
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 等 38 1.24 13.84 2.63% 73.37
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)(内視鏡手術用支援機器使用) 等 36 1.31 6.53 0.00% 68.44
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 等 23 1.00 7.74 0.00% 60.13
乳腺領域の対象のほとんどが乳がんです。近年は切除術が増加傾向にあります。
腋窩リンパ節に明らかな転移がない限り、センチネルリンパ節生検を行っています。腋窩リンパ節郭清を省略できると、入院期間が短縮でき、さらに患肢のリンパ浮腫が避けられ、痛みやしびれが軽減するメリットがあります。
呼吸器領域は主に原発性肺がんや自然気胸の手術を扱い、胸腔鏡手術(VATS)やロボット手術(RATS)が主流です。
原発性肺がんの術式は肺葉切除術およびリンパ節郭清ですが、早期の肺がんの場合にはガイドラインに従い縮小手術も積極的に行い、患者さんへの侵襲の軽減を図っています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 48 1.35 20.19 10.42% 77.00
K178-4 経皮的脳血栓回収術 29 0.07 34.24 55.17% 80.00
K1781 脳血管内手術 1箇所 等 24 2.63 23.42 25.00% 70.83
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 18 3.72 10.56 11.11% 76.06
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 等 17 4.88 31.00 5.88% 64.53
脳血管障害、頭部外傷に対して外科的治療を迅速に行う体制を整えています。
脳梗塞に対する血栓回収術、くも膜下出血へのコイル塞栓術も数多く実施しています。また、フローダイバーターステントを用いた血管内治療も実施しています。
脳腫瘍では、術中神経生理モニタリングやナビゲーションシステム、術中蛍光染色法を用いた摘出術・放射線療法(通常照射や定位放射線療法)・がん薬物療法を組み合わせて治療を行っています。
耳鼻いんこう科/頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 等 23 1.30 3.96 4.35% 55.04
K4571 耳下腺腫瘍摘出術 耳下腺浅葉摘出術 等 23 1.00 5.22 0.00% 58.74
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術IV型(汎副鼻腔手術) 等 13 1.00 4.23 0.00% 57.00
K4691 頸部郭清術 片側 等 10 1.00 9.70 0.00% 65.30
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 等 - - - - -
耳鼻いんこう科では、全身麻酔にて内視鏡下副鼻腔手術、咽頭微細手術を多く実施しています。
頭頸部外科ではより専門性の高い頭頸部がんや甲状腺疾患の治療を実施しています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 等 22 0.77 6.32 0.00% 61.36
K333 鼻骨骨折整復固定術 - - - - -
K0152 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25~100cm2未満) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 等 - - - - -
K0221 組織拡張器による再建手術(乳房(再建手術)) 等 - - - - -
広範囲な外傷や悪性腫瘍切除術後では、各種組織移植を駆使した再建手術を行っています。特に、頭頸部や乳房の再建においては関係各科との密接な連携のもと、診療を行っています。
難治性の創傷には局所陰圧閉鎖療法を積極的に用いた管理を行い、早期の治癒をめざしています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 等 14 5.07 6.14 7.14% 65.57
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 等 - - - - -
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) 等 - - - - -
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 - - - - -
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) - - - - -
14件の内シャント造設術を施行しました。
また、通常の血液透析だけでなく多様な疾患に対して、持続血液濾過透析や各種アフェレシス(血漿交換、エンドトキシン吸着、白血球除去療法など)を施行しています。

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その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.11%
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 38 0.39%
異なる - -
手術や処置を行う場合、合併症が発症しないように注意しながら治療・ケアを実施しています。
合併症の危険性について術前に説明し、同意を得た上で治療にあたります。
発症してしまった合併症には迅速かつ適正に対応していきます。
手術・処置等の合併症の内訳としては、人工関節脱臼、後出血、人工関節、人工弁や移植血管の感染、術後腹腔内膿瘍、創部感染などがあります。

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リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1,478 1,227 83.02%
肺血栓塞栓症とは肺の血管に血の塊(血栓)が詰まり、時に命に関わることもある疾患です。別名「エコノミークラス症候群」とも言われます。
この病気は手術後にも起きる場合があり、当指標ではリスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者に対する予防対策の実施率を表しています。
医療安全管理室を中心に予防対策の徹底に取り組んでいきます。

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血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
2,288 2,032 88.81%
血液培養は血流感染(菌血症や敗血症)を診断する目的で実施されます。
血液培養を複数セット採取することは、血流感染の診断精度を高めることにつながります。
当院の血液培養検査2セット実施率は90%近くであり、さらなる上昇をめざしております。

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広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
880 764 86.82%
抗菌薬適正使用推進の取り組みとして、抗菌薬の投与前に細菌培養の実施を行っています。
不適切な抗菌薬の使用による耐性菌の発生や蔓延の原因とならないよう、抗菌薬投与前の適切な培養検査の実施率増加をめざします。

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転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
138,067 310 2.25‰
患者さんの安全を最優先に考え、転倒・転落事故の予防に積極的に取り組んでいます。入院時には全患者さんの転倒リスクを評価し、リスクの高い方にはベッド周囲の環境整備や、転倒防止用具の活用、スタッフによる見守り体制の強化など、個々に合わせた対策を実施しています。
安全な入院生活を送っていただくために、患者さん・ご家族向けの転倒・転落予防対策動画をホームページで公開しています。

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転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
転倒・転落の影響度分類レベル3b以上とは、患者が転倒や転落した際に「一時的な治療を要する中等度以上の傷害」や「永続的な障害」「死亡」など、患者の健康や生命に重大な影響を及ぼす事例を指します。

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手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
2,172 2,129 98.02%
開胸、開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を投与することにより、手術中に細菌感染が起こるリスクを低減し、手術部位感染(SSI:Surgical Site Infection)の予防において非常に重要です。

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d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
133,943 68 0.05%
褥瘡は患者のQOLの低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にも繋がります。
当院では、皮膚科医師や褥瘡管理専従の皮膚・排泄ケア認定看護師などによる褥瘡回診を実施しており、病院全体の褥瘡の発生や保有率を下げるべく、活動を行っています。

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65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
7,206 4,377 60.7%
早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮、予後改善につながります。
多職種で連携して患者さん個々に応じた栄養管理計画を作成、実施しており、患者さん1人ひとりに合わせた方法で栄養状態の改善や維持に努めています。
医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などの多職種で構成された栄養サポートチーム(NST)は、患者さんの生活の質の向上、感染症等の合併症予防等を目的に活動しています。

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身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
116,864 5,555 4.75%
身体的拘束は、二次的な身体障害を生ぜしめる可能性もあるため、代替方法が見いだせるまでの間のやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるように努めなければならないとされています。
身体的拘束最小化チームを立ち上げ、チームを中心に入院患者さんへの身体的拘束の最小化に取り組み、高齢者のADL(日常生活動作)の維持・向上に取り組んでいます。
更新履歴
2025.9.26
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(令和6年度)」を公開しました。
2024.9.27
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(令和5年度)」を公開しました。
2023.9.27
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(令和4年度)」を公開しました。
2022.9.27
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(令和3年度)」を公開しました。
2021.9.28
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(令和2年度)」を公開しました。
2020.9.28
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(令和元年度)」を公開しました。
2019.9.26
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(平成30年度)」を公開しました。
2018.9.28
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(平成29年度)」を公開しました。
2017.9.30
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(平成28年度)」を公開しました。
2016.9.30
機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報(平成27年度)」を公開しました。

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