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ロボット支援下による「食道がん手術」を開始いたしました(手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」による新たな手術開始①)

2026/07/01

ロボット支援下による「食道がん手術」を開始いたしました
~患者さんの身体にやさしい低侵襲手術への取り組み~

食道がんの手術は、頚部、胸部、腹部3つの領域に及ぶため、身体への負担が非常に大きい手術の一つとされています。しかし、ロボット支援手術の導入により、従来よりも緻密で精密な手術が可能となり、「患者さんの身体にやさしい手術」を実現できるようになりました。

このロボット技術を最大限に活かし、患者さんお一人おひとりに適した治療を提供できるよう、今後も日々の修練と技術の向上に努めてまいります。

患者さんにとっての主なメリット

  1. 傷口が小さく、術後の痛みが少ない
    数カ所の小さな穴からロボットアームを挿入して手術を行うため、術後の痛みが大幅に軽減されます。
  2. 出血量が少なく、身体へのダメージを最小限に
    細い血管や組織を拡大して確認しながら、より緻密に正確な手術を進められるため、出血量が非常に少なく、体力の消耗を抑えられます。
  3. 声のかすれや、誤嚥(ごえん)肺炎のリスクが低下
    食道周囲の重要な神経を傷つけるリスクを減らせるため、術後の「声のかすれ」や、それに伴う「誤嚥による肺炎」などの合併症を少なく抑えられます。
  4. 早期の回復と社会復帰
    身体への負担が軽いため、術後早い段階から歩行やリハビリテーションを始めることができ、早期の社会復帰につながります。

ダ・ヴィンチ写真

長野市民病院ではこのたび、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた新たな手術として、食道がんに対する「ロボット支援下胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術」と、子宮体がんに対する「センチネルリンパ節生検」を開始しました。

当院では2024年6月より「ダ・ヴィンチ」の2台体制での運用を開始し、多くの患者さんに早期にロボット支援下手術が実施できる体制を整備しました。
以降もさまざまな臓器への適用拡大を進め、より多くの患者さんに安全性の高いロボット支援下手術を提供できるよう努めています。

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