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脳神経外科

当科の特徴および診療内容

脳神経外科では、急性期脳卒中、良性および悪性脳腫瘍、頭部外傷に対する内科的・外科的治療を中心に診療を行っています。
救急疾患への迅速な対応と、最新の治療法による低侵襲(負担の少ない)治療を心がけています。

急性期脳卒中について

脳外科治療および脳血管内治療が24時間対応可能で、脳卒中ケアユニット(SCU)を併設する、“包括的脳卒中センター”として治療を行っています。
特に、脳主幹脳動脈閉塞による重症脳梗塞に対するtPA静注療法やカテーテルでの血栓回収療法を積極的に行っており、良好な成績が得られています。
“急性期脳梗塞治療は時間とのたたかい”ですので、来院から治療開始までの時間短縮に取り組んでおり、2015年には約20%の短縮が得られました。
重症脳出血の治療では、神経内視鏡を用いた血腫除去術を行っています。
この方法は、従来の開頭手術に比べ、小さな傷から手術を行い、より短い手術時間で従来と同等の治療が可能となりました。
破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血の治療は、開頭クリッピング術に加え血管内治療でのコイル塞栓術を行っています。

発症翌日からリハビリテーションを行い早期離床を図るとともに、脳卒中連携パスを介して回復期リハビリテーション病棟などを持つ病院やかかりつけ医との連携により、地域完結型脳卒中を実現しています。

脳腫瘍治療について

神経膠腫、下垂体腫瘍、転移性脳腫瘍、髄膜腫、聴神経腫瘍などに対して多数の外科的治療を行っています。
術中の電気生理学的モニタリングや5ALA、ICGなどの術中蛍光診断法を駆使して、安全で最大限の腫瘍摘出を目指すとともに、悪性脳腫瘍に対しては放射線治療および化学療法を併用した集学的治療を行っています。
また、下垂体腫瘍は北信地域でもっとも早期に顕微鏡を使用しない、神経内視鏡単独手術を導入し、安全で低侵襲な手術を実現しています。
治療件数も北信地区では最多、県内でも信州大学に次いで2番目の実績です。
機能性腺腫(ホルモン産生をする腫瘍)に対しても良好な手術成績で、内分泌内科と連携し周術期管理を行い、下垂体機能に応じた専門的治療を提供しています。

関連リンク

関連する学会研修・認定施設

日本脳神経外科学会指定訓練施設
日本脳卒中学会認定研修教育病院
日本救急医学会専門医指定施設

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診療スタッフ

草野 義和(くさの よしかず)

平成9年卒

役 職 院長補佐
脳神経外科科長
脳血管内治療科部長
脳卒中センター長
資 格 日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会脳卒中専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医
信州大学医学部臨床教授
専門分野 脳血管障害、脳血管内治療、脳神経外科

兒玉 邦彦 (こだま くにひこ)

平成13年卒

役 職 脳神経外科部長
脳血管内治療科科長
脳卒中センター科長
資 格 日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会脳卒中専門医
日本脳卒中の外科学会技術指導医
日本神経内視鏡学会技術認定医(神経内視鏡)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • International Society of Intraoperative Neurophysiologyアジア代表理事
  • World Federation of Neurosurgical Societies(WFNS, 世界脳神経外科学会連盟) Intraoperative Neuromonitoring Committee(術中神経モニタリング委員会)委員
専門分野 脳腫瘍、脳血管障害、脳神経外科、神経生理学的モニタリング
中村卓也医師

中村 卓也 (なかむら たくや)

平成23年卒

役 職 脳神経外科医長
脳血管内治療科医長
脳卒中センター医長
資 格 日本脳神経外科学会専門医
専門分野 脳神経外科

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外来診療日

脳神経外科/脳血管内治療科 共通

平成30年4月1日更新

○:初・再診  ●:再診

医師名 備考
草野 義和 ○交替制 水曜日は第2・4週のみ
兒玉 邦彦     ○交替制  
中村 卓也     ○交替制  
竹前 紀樹 水曜日は第1・3・5週のみ

※ 火・水曜日の初診は脳神経外科医師

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治療実績

主な対象疾患

  • くも膜下出血、脳出血、脳梗塞 などの脳卒中に対する治療
  • 下垂体腫瘍、髄膜腫、聴神経腫瘍、神経膠腫、転移性脳腫瘍、胚細胞腫瘍 などの脳腫瘍、三叉神経痛、顔面痙攣
  • 脳動脈瘤の治療・・・従来の外科的開頭クリッピング術に加え、マイクロカテーテル、コイルを用いたより低侵襲な脳血管内治療(動脈瘤塞栓術) ほか