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骨盤臓器脱に対するダ・ヴィンチ手術(ロボット手術)を開始しました

2023/08/17

2020年に、ロボット支援下仙骨腟固定術が保険収載されました。
長野市民病院では、2023年7月に長野県内で初めての手術支援ロボット『ダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)』を用いた骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤)に対する仙骨腟固定術を施行いたしました。
第1例目の患者さんは子宮脱で、出血量も少なく、既に退院されています。

ロボット支援手術は、多関節を有する手術器具および手ぶれ防止機能による精緻な動作によって、従来の腹腔鏡手術における操作困難性などの短所を補うことができ、特に仙骨腟固定術では、骨盤深部においてミリ単位以下の精度で多くの縫合操作、剥離を多用する手技であり、狭い空間での繊細な作業に真価を発揮します。
高齢化に伴い骨盤臓器脱患者数は全国的に増加しており、特に長野県では農業など立ち仕事をしている高齢女性が多いため、需要が高く、さらにロボットの実力を多いに発揮する術式になっています。

今後も安全で体に負担の少ない、精緻なロボット支援下仙骨腟固定術を患者さんに提供していきたいと考えています。

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