2022/11/04
当院では 2011年10月に脳卒中専用の集中治療室「SCU(脳卒中ケアユニット)」を開設、2015年5月に脳卒中センターを開設するなど脳卒中治療の体制を整えてきました。
24時間365日、発症直後(急性期)の脳卒中に対するすべての治療に対応可能であり、2019年9月より日本脳卒中学会から「一次脳卒中センター(PSC)」の認定を受けておりましたが、これまでの診療実績や診療体制をもとに 『地域においてコアとなるPSC施設(PSCコア施設)』としてこの度、更なる認定を受けました。
今後もPSCコア施設として、地域の医療機関との連携を図り、より多くの方に高度な医療を行うことのできる体制・環境整備を進め、質の高い医療を提供することで地域に貢献してまいります。
2022年9月1日から脳卒中相談窓口を開設しています。脳卒中療養相談士が脳卒中の治療、後遺症、復職などへの疑問や不安にお答えしますので、お気軽にご利用ください。
なお、入院中の患者さんは、病棟スタッフまでお声掛けください。
地域の医療機関や救急隊からの要請に対して24時間365日脳卒中患者を受け入れ、急性期脳卒中診療担当医師が患者搬入後可及的速やかに診療(rt-PA静注療法を含む)を開始できる施設
発症4.5時間以内の超急性期脳梗塞に対しての第一選択である「rt-PA(アルテプラーゼ)」という薬を点滴で静脈投与して血栓を溶解する治療
適切に使用すると劇的な効果を示す治療であるが、一方で出血を起こしてかえって症状を悪化させることもあり、日本脳卒中学会はこの薬剤を使用できる施設や医師の基準(適正使用指針)を定め運用している
なにをお探しですか?