長野市民病院では、このたび約15年間使用してきたMRI 装置を更新し、シーメンス社製 3.0T(テスラ) MRI装置「MAGNETOM Vida(マグネトム ヴィーダ)」を導入しました。
「MRI装置の更新」「MRI検査室内の新たな空間づくり(天井へのスクリーン設置等)」「更衣室と待合室の改装」の3つの要素により、安心して検査をうけていただける環境を整えました。
今回の更新の概要
①MRI装置の更新
- ボア径(検査で患者さんが入るトンネルの大きさ)が旧装置より10cm広く圧迫感がない
- AIを使用し、画質を担保しつつ撮像時間を短縮させる技術が実装
- 痛みを伴わずに肝臓全体の測定が可能なMRエラストグラフィーを実装
②MRI検査室内の新たな空間づくり
検査室内の雰囲気を改善し、心をリラックスさせるとともに、空間に広がりをもたらし緊張感が和らいで検査が受けられる
- LEDライトを使用した非常に明るい室内
- 床、天井、壁、扉が落ち着いた色調
- 天井に2.4m×1.8mの大きなLED布製フォトプリントライトを設置
③更衣室と待合室の改装
広いスペースを確保し、プライバシー保護の観点も考慮
更衣室
当院広報誌 あした元気になあれ87号「3.0T MRI装置 MAGNETOM Vidaを導入しました」