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身体に優しい心臓検査「FFR-CT検査」を導入しました

2025/09/26

このたび長野市民病院では、冠動脈疾患(動脈硬化などで心臓の血管が細くなったり、つまったりする病気)の診断に、身体に優しい心臓検査「FFR-CT(エフエフアール シーティー)検査」を新たに導入しました。

FFR-CT検査とは

従来、冠動脈CT検査で冠動脈に狭くなった部分(狭窄)が見つかった場合、その部分が「心臓の血流にどの程度影響を与えているのか」「治療が必要かどうか」といった判断には、追加で侵襲的なカテーテル検査や別の検査が必要でした。FFR-CT検査は非侵襲的検査(身体に痛みを伴わない検査)であり、既に撮影された冠動脈CT検査の画像データをもとに、最新のコンピュータ技術を用いて解析を行います。
この検査では、患者さんごとの冠動脈3Dモデルを作成し、それぞれの血管の狭窄が血流にどのような影響を及ぼしているかを詳細に解析できます。これにより、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)が疑われる患者さんに対して、従来は侵襲的な心臓カテーテル検査でしか得られなかった情報を、身体的・時間的な負担をかけずに診断することが可能になり、一度の検査で治療方針を決定することができます。
また、この検査のために入院する必要もありません。

FFR-CT検査の特徴
  • カテーテル検査のような痛みを伴う侵襲的な処置が不要です
  • 追加の検査や入院の必要がなく、患者さんの負担を軽減できます
  • 解析結果がカラーで表示されるため、冠動脈狭窄の状態が一目でわかります
  • 狭窄の程度だけでなく、血流低下を数値化できるため、より客観的でエビデンス(根拠)に基づいた診断が可能です
  • 治療の必要性を正確に判断し、患者さんに最適な治療方針を決定するのに役立ちます。

解析結果のイメージ

FFRCTの画像イメージ

冠動脈CT(心臓CT)検査とは

造影剤を用いて、心臓の血管(冠動脈)の狭窄(狭くなったり、詰まっている状態)を調べる検査です。狭心症や心筋梗塞の原因となる血管の異常を、CT画像で確認することができます。

256列CTの写真

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