大腿骨近位部骨折(頚部骨折、転子部骨折)は脆弱性骨折の終着駅とも言われ、高齢化の進行する世界的な規模での対策が求められています。
Fragility fracture network(FFN)では活動の1つとして大腿骨近位部骨折治療のガイドラインに基づいたデータベースを作成し、大腿骨近位部骨折治療の改善、進歩への改革を実施しています。
FFN-Japanでは国際比較を念頭に置いて、FFN と共通のデータベースを作成して、病院間、地域性、さらに国際的な比較を行い、我が国の治療の特色や課題について検討しようと考えております。
本プロジェクトの目的は、大腿骨近位部骨折の適正治療、二次骨折予防の徹底を実現し、海外での実施モデルを参考にして国家的に診療報酬につなげることです。
この研究に参加するかどうかは、あなたの自由な意思でお決めください。
参加に同意していただける場合には、同意書に署名をしていただきます。
この研究への参加をお断りになることもできます。
また、参加に同意していただいた場合でも、研究に参加されている期間中いつでも同意を取り消すこともできます。
それらの場合に、担当医師と気まずくなったり、今後の治療に対して不利益をこうむったりすることは全くありません。
その時点で担当医師と相談の上、あなたにとって最善と思われる治療を行いますのでご安心ください。
NPO法人日本脆弱性骨折ネットワーク https://ffn.or.jp/
担当:事務局 尾形
E-mail:office@ffn.or.jp TEL:025-368-7255
研究参加施設を受診された骨脆弱に伴った大腿骨近位部骨折(頚部骨折、転子部骨折)患者
高所からの転落など、高エネルギー外傷で受傷された方
がんの転移などによる病的骨折の方の大腿骨近位部骨折は、高齢者の健康や活動性を奪う重大な疾患で、高齢化の進行する日本だけでなく世界的な規模での対策が求められています。
当院では日本脆弱性骨折ネットワーク(FFN-Japan)が中心となって進めている日本の大腿骨近位部骨折データベースプロジェクトに参加して、日本における大腿骨近位部骨折治療の状況や課題について検討する治療経過の登録を実施しています。
入院中および入院後30日目、120日目、365日目の治療経過と健康について聞き取りを行います。
患者さん・ご家族に関する個人情報は当院にて厳重に管理されます。
治療経過については個人が特定されない情報としてプロジェクト事務局に報告されますが、プライバシーは厳格に守られます。
同意をいただいて、その後不都合がある場合にはお断りになられても、治療上に不利益になることは一切ありません。
ご質問がある場合は、当院の医事課にお伝えください。
また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。
大腿骨近位部骨折データベース運営事務局(メディカルテクノロジーズ株式会社)
E-mail:ffnj@medicaltech.co.jp
大腿骨近位部骨折データベース説明会『症例登録方法および登録項目の解説』
加藤 成隆 先生 総合南東北病院 外傷センター(外部リンク・YouTube)
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