病院からのお知らせ

手術支援ロボットを用いた 胃がん手術を開始しました

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長野市民病院では、2016年9月より長野県内で初めての手術支援ロボット『ダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)』を用いた腹腔鏡下胃切除術を開始いたしました。
第1例目の患者さんは、9月上旬に手術を施行し順調に回復され、術後第9病日に退院されています。
当院では、2013年4月より前立腺がんを、また、2014年3月より直腸がんを対象としたダ・ヴィンチを用いた手術を始動しており、今回の胃がんで3領域目となります。

適応対象は、「根治切除が可能な胃がん(ステージ I または II であって、内視鏡による検査の所見で内視鏡的胃粘膜切除術の対象とならないと判断されたものに限る。)」です。
今後も症例を重ね、保険診療との併用が認められる先進医療B の適用をめざし、低侵襲でより高い精度の手術を実現してまいります。

ダ・ヴィンチのメリット

 体への負担が少なく、回復の早い手術(安全性)

 人間には真似できない超精密な動きを実現(操作性)

 深い部位までよく見える3D拡大内視鏡カメラ(視野)

ダ・ヴィンチを用いたロボット支援手術は内視鏡手術の一種で、大きな切開はせず、体の数か所にだけ穴を開け、そこに内視鏡カメラや鉗子を差し込んで手術を行います。
そのため、出血量や痛みは少なく、患者さんの体への負担が少ない低侵襲手術となり、術後の回復が早いのが特徴です。
ダ・ヴィンチ手術は、現在一般的に普及している腹腔鏡下手術に比較しても、出血量が少ない、術後合併症が少ないなどの利点が報告されています。

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