心臓と血管(動脈と静脈)に関する病気の外科治療を行う診療科です。
循環器内科と密な連携をとり、外科治療あるいは内科的治療の双方のメリットとデメリットを考慮し治療にあたっています。また、心臓手術では人工心肺を用いない方法での冠動脈バイパス術や自己弁を温存する術式を積極的に行ない、安全かつ低侵襲な手術を心がけています。下肢静脈瘤も血管内接着材治療を導入し、低侵襲かつ美容面にも配慮した治療が可能になっています。
心臓血管外科は心臓と血管(動脈と静脈)の病気の外科治療を行う診療科です。
※循環器内科と併診する場合があります
心臓血管外科では心臓、動脈、静脈の疾患の外科治療を中心に診療しています。心臓の病気には心臓を栄養する冠動脈が狭くなる狭心症や心臓の各部屋の逆流を防いでいる弁に異常を来たす弁膜症があります。いずれも初期の段階では症状はほとんどなく、検診で見つかることも多い病気です。病気が進行して動悸、息切れ、胸痛などを感じた時には速やかに医療機関へ受診することが大切で、早期の治療が必要になる場合があります。
また、大動脈は心臓から出た血液を全身に送る役割をしています。動脈硬化などにより血管が瘤(こぶ)のように大きくなる、あるいは逆に内腔を細く(狭窄)させることもあります。そういった場合は症状の有無に関わらず、治療を行う場合もあります。さらに、大動脈の壁が縦に裂ける大動脈解離という病気では緊急手術が必要となる場合もあります。
当科の特徴としては常に循環器内科と蜜な連携をとり、外科治療あるいは内科的治療の双方のメリットとデメリットを考慮し治療にあたっています。
2008年卒
役職 | 心臓血管外科部長 |
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資格 | 日本外科学会 外科専門医 |
専門分野 | 心臓血管外科 |
2004年卒
役職 | 心臓血管外科副部長 |
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資格 | 日本外科学会 外科専門医 |
専門分野 | 心臓血管外科 |
1985年卒
役職 | 上席副院長 |
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資格 | 日本外科学会 指導医・外科専門医 |
専門分野 | 乳腺 |
2024/10/01 更新
月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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☆山本 高照 | ☆福家 愛 | - | ○山本 高照 ○◇福家 愛 |
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○:初診担当 / ◎:完全予約制 / ◆:紹介のみ / ▲:紹介、救急のみ / ▼11時診療開始
☆:午後のみ / ★第3週のみ / △:第2木曜日休診 / ◇:午前のみ
冠動脈疾患、心臓弁膜症、大血管・末梢血管疾患の外科治療を行います。
冠動脈疾患においては、人工心肺を用いない心拍動下での冠動脈バイパス術を積極的に行い、低侵襲かつ安全に治療できるよう心がけています。
弁膜症では、僧帽弁形成術や自己弁温存基部置換術など、可能な限り自己弁温存の手術を行います。
動脈瘤に関しては、人工血管置換術、ステントグラフト内挿術を行います。
末梢血管疾患においては、循環器内科や形成外科と連携し、血管内治療あるいは末梢血管バイパス術など最良の治療ができる体制を整えます。
下肢静脈瘤は、血管内接着材治療、レーザー治療を導入し、低侵襲かつ美容面にも配慮した治療が可能になります。
また救急にも常時対応しております。緊急手術が必要な患者さんにおいては、近隣の病院、あるいは信州大学病院と連携し、対応いたします。
心臓血管外科では手術が診療の主体となりますが、手術技術やデバイスの進歩とともに安全性も向上しています。患者さん第一に考え、安全安心した医療が受けられるようにしています。また、外来診療においても診察や結果説明など丁寧に対応しています。
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