患者さんのからだから採取した組織や細胞などを顕微鏡で観察して診断する診療科です。
当科では、生検組織診断・手術材料組織診断・術中迅速診断・細胞診断・病理解剖などが主な業務となります。
患者さんと直接会う機会は少ないですが、各科の診断・治療を支える黒子のような存在として、大切な役割を担っています。
病理診断科部長 草間 由紀子
2004年卒
役職 | 病理診断科部長 |
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資格 | 日本病理学会 病理専門医・病理専門医研修指導医 |
専門分野 | 病理 |
当科の主な業務としては、「生検組織診断」「手術材料組織診断」「術中迅速診断」「細胞診断」といった『病理診断』や『病理解剖』があります。病理診断の結果は臨床医に報告され、治療方針の決定や治療の評価に重要な役割を担っています。術中迅速診断は、術式決定において時に必須のものであり、より質の高い医療を行うために活用されています。また、病理解剖では、解剖を通じて医学的に詳細な検討を行うことで死因や病態を解明したり生前行われた治療の効果などの評価を行っています。さらに、近年行われるようになってきたがんゲノム医療にも携わっています。
上記以外にも各種カンファランス、臨床研修医への指導、学会発表や論文発表の協力等を行い、病院のレベルアップや診療水準の向上に寄与しています。
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