呼吸器外科について

からだに負担の少ない手術を積極的に実施し、患者さんの早期回復・退院に尽力
肺がんを中心に、縦隔腫瘍や気胸など呼吸器疾患の外科的治療を取り扱う診療科です。
肺がんの手術では、ほとんどの患者さんに従来の開胸手術に比べて手術創が小さく患者さんへのからだの負担が少ない胸腔鏡下手術を行っており、患者さんの早期回復・早期退院に力を入れています。また、近年増えてきているロボット手術も取り入れており、縦隔腫瘍はロボット手術が中心になっています。2022年度からは肺がんでもロボット手術を開始しました。
早期の肺がんでは、術後の息苦しさなどの症状を軽減することを目的として、できるだけ切除する肺を少なくする区域切除も積極的に行っております。がんの進行度や部位に応じてそれぞれの患者さんに適した手術を提案させていただいています。
当科では手術創を小さくすること、切除する肺をできるだけ少なくすることで、患者さんのからだに負担の少ない手術を心がけています。