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がん生殖医療

がんと診断され、将来お子様を望まれる方へ

がんと診断されたAYA世代(15〜39歳)の方へ 〜将来妊娠を希望される時に〜

がんと診断され、「まさか、この歳でがんになるなんて!」と驚かれたことと思います。
まずはこのことを受け入れようと嘆き悲しんだり、怒りとしての感情をもたれたり大変な苦悩を抱かれているのではないでしょうか。

さらに、これからのこととして、治療は?その間の仕事は?生活費は?恋愛は?など不安なことがたくさんあると思います。
その混乱の中なのに、若い世代の方は、がんのことともう一つ直面する課題があるのです。
それは、将来の妊娠を希望されるかどうかということです。
がん治療として行われる薬物療法(抗がん剤)や放射線療法は、男女ともに妊娠する力(妊孕性・にんようせい)がなくなってしまったり、低下してしまったりすることがあります。
そこで、この妊孕性を治療前にとっておくこと、つまり妊孕性温存が可能です。
もちろん妊孕性温存を希望されない方もいらっしゃいます。

ここで大切なのは、妊孕性温存に期待をし過ぎてがん治療が遷延してしまうことは避けなければなりません。
私達は、患者さんの命を優先すべきと考えています。
この課題に直面した時に、サポートしてくれる医療者とともに必要な情報を聞いて自らがよく考えることが大切です。
このような時は、「不妊カウンセリング」にてサポートさせていただきます。

2023年6月「がん生殖医療チーム」を発足しました

がんと向き合い、妊娠・出産し、子育てをしたいと思う若い世代の患者さんを支援していくために、がん治療と生殖医療をひとつの施設で行える「がん生殖医療チーム」を発足しました。

がん治療により妊孕性が低下することは、患者さんの社会生活やその後の人生に影響を与えると言われています。
がん治療を最優先にされることが大前提ではありますが、がん治療開始前に適切な説明を受け、妊孕性温存治療(未受精卵凍結、肺凍結、精子凍結 など)を選択することが重要です。
当院は地域がん診療連携拠点病院であり、さらに高度生殖医療施設を兼ね備え、がん専門医と生殖医療専門医を有する施設であり、がん生殖医療について「ワンストップで治療が受けられる施設」となっています。

妊孕性温存ってどういうこと?

男性では『精子』、女性は『卵子』もしくは『卵巣組織』(研究段階)、『受精卵』を凍結します。

精子・卵子の採取方法・保存方法および妊娠方法

男性 マスターベーションにて射精し、洗浄した後、運動精子を凍結します。
精子を凍結した場合、妊娠を望む際は精子を溶かし、体外受精(原則、顕微授精)を行って受精卵(胚)をつくり、女性の子宮に移植して妊娠を期待します。
女性 採卵・保存 月経周期にあわせ、排卵誘発剤(注射など)を使用して同時に複数の卵子を育て、静脈麻酔を使用し卵巣に針を刺して卵子を回収し、凍結保存します。既婚者の場合は、卵子を回収したら、その日のうちに精子と受精させ受精卵(胚)をつくり、凍結します。
凍結ができたら
凍結卵子 がん治療がひと段落しお子さんを希望したときにがん治療医より妊娠が許可されれば、凍結卵子を使ってパートナーの精子と受精させ受精卵(胚)をつくり、子宮内に移植し妊娠を期待します。月経が戻れば、自然妊娠にトライすることもあります。
凍結胚 がん治療がひと段落しお子さんを希望したときにがん治療医より妊娠が許可されれば、月経周期に合わせて凍結胚を子宮に移植し妊娠を期待します。

費用と妊孕性温存実施施設について

概算費用(※)
男性 3万円(1回)
女性 受精卵凍結 50~80万円(1回)
卵子凍結 50~70万円(1回)

(※)助成制度あり。ただし、未婚男性の精子凍結には助成はありません。

がん治療と妊娠について相談したい、話を聞いてみたいといった場合は、主治医もしくは看護師まで声をかけてください。
当院のがん相談支援センターへお問合せいただいても構いません。
ご自身だけで悩まずに、まずはご相談ください。

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