初診時は、生理周期のどの時期に受診したらいいですか?
どの周期でも都合の良いときに受診してください。生理周期の関係で、検査内容は異なります。
紹介状がなくても受診可能ですか?
他の医療機関からの紹介(状)と事前予約が必要です。 ご紹介いただく病院より病診連携を通して、当院よりご本人へ受診案内の連絡をいたします。
詳細はこちらの「初診・再診の方へ」をご覧ください。
初診は夫婦2人で行かなければならないでしょうか?
どちらでも大丈夫です。必ずしもご夫婦2人での来院は必要ありません。
体外受精の説明会、体外受精を受ける前の面談は、必ずご夫婦でお越しください。
出産後、治療再開はいつから可能ですか?
①授乳をしていないこと、②生理が再開していることが条件となります。
条件を確認後、婦人科外来にご連絡ください。
前の病院で行った検査も最初から行いますか?
他院の検査内容が十分であれば、繰り返し行うことはしません。
ただし、前回検査を受けられてから相当あいだが空いている場合また、医師が必要と判断した場合には再検査をお願いすることがあります。
卵管造影検査はいつごろ行いますか?
この検査は月経終了直後から排卵前までに行います。
また不妊治療の早期に行うことが望ましく、その結果によって治療法がまったく異なることになります。
当院では毎週水・金曜日15:00より完全予約制にて行っています。医師より子宮卵管造影についての説明を聞き、説明・同意書を受け取り、検査について詳しい説明を受けた方より、順に検査の予約をとっています。
どのくらいの頻度で通院が必要ですか?
月経周期や治療内容で異なります。
タイミング法や人工授精の場合には排卵時期を超音波検査で確認するので、回数は2回〜3回くらいになります。 体外受精の場合は、誘発方法にもよりますが、月経3日目からの連日の注射と3〜5回の超音波検査が採卵日までに必要となります。
連日の注射を通院せずに行えるように、自己注射を実施し、患者さんの通院負担の軽減を図っています。
また、採卵後7日目に受精・凍結結果報告の来院が必要になります。
採精は病院で行うのですか?
精液検査・人工授精は自宅で採精してから、病院に持参をお願いしています。
体外受精は原則、病院で採精をお願いしています。採精後、かなり時間がたつと、精子の運動率が下がり、受精の方法が変更になってしまう可能性があるためです。
院内での採精が難しい場合は自宅での採精も可能です。自宅での採精をご希望の場合は、診察時にご相談ください。
仕事との両立が不安です
不妊治療は女性の月経周期に合わせて治療を行います。予定通りに月経がくるとは限らないため、急な受診が必要だったり、卵胞をチェックするための受診が数回必要です。ある程度は職場に急な休みが増えることを相談し、協力をしてもらうことが必要かと思います。
しかし不妊治療を受けることを職場に伝えづらい方もいらっしゃるかと思います。厚生労働省が不妊治療への理解を深めてもらう目的のリーフレットや仕事と不妊治療連絡カードが作られています。
これらを使って職場に相談するのも一つの方法です。
実際に当院でも不妊治療と仕事を両立されている方も大勢いらっしゃいます。精神的な負担がやわらぐよう、不妊カウンセリングなどで支援しています。
注射は近くの病院で打つことはできますか?
注射はお近くの先生にお願いすることが可能です。紹介状をお渡ししますので、病院名をお伝えください。
体外受精はどうしたら受けられますか?
体外受精をご希望される方は、受診時に『体外受精の希望』と医師にお伝えの上、体外受精説明会(先着20組)の参加をお願いします。さらに個別に医師との面談を受けていただいています。
説明会・面談ともにご夫婦での出席をお願いしています。またお子様連れはご遠慮ください。
体外受精で入院の必要はありますか?
入院の必要はありません。採卵や移植も日帰りでできます。
まれに、採卵移植後に入院が必要となる場合もあります。
採卵後はどのように過ごせばよいですか?
採卵は卵巣に向かって細い針を刺したり、静脈麻酔を使用して行っていたりするため、当日は自宅にて安静にお過ごしいただき、シャワー浴のみとしてください。
また、卵巣過剰刺激症候群(中等度〜重症度)といわれた方は、採卵後1週間後に症状のピークをむかえます。それまでは特に安静にお過ごしください。
移植後はどのように過ごせばよいですか?
移植当日は、シャワー浴のみとしてください。移植〜判定当日まで激しい運動は控え、通常通りの日常生活をお過ごしください。また遠出をすることなどもお勧めしません。
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